考えている男性

EDは男性であれば、誰でも発症する可能性がある普通の病気です。一度病気に掛かると、一生治らないのではないかと思う人も多いようですが、治療は可能であり成人男性の10~15%の人が掛かると言われています。
EDには様々な原因があり、主に身体的なものと心理的なものがあります。治療薬としてバイアグラが普及されたことにより、以前と比べますと治療もオープンになってきましたが、それでもまだ病院に行くことができずに悩んでいる人も多い病気です。

EDの身体的・心理的原因には様々な要因がある

EDの身体的原因は主に、加齢に伴うものや糖尿病・高血圧や動脈硬化などの病気などが関係していると考えられます。
動脈硬化は血管が十分に広がらず、血液循環が悪くなる病気のため、陰茎海綿体に十分な血液が行き届きにくくなります。そして、糖尿病や高血圧・高脂血症などの生活習慣病の人も、大きな負担が血液に掛かるため動脈硬化になりやすくなります。
それ以外にも、病気であれば脳出血や脳腫瘍、パーキンソン病や脊髄損傷・脳外傷やアルツハイマー病などの神経が障害される病気にも気を付けなくてはいけません。一部の泌尿器系の病気で陰茎海面体の血管や、神経が損傷する恐れのある外傷や手術をした場合もEDになりやすいと言われています。
次に、心理的原因についてですが、これは主に精神的なストレスが多くを占めています。精神的に大きな悩みがあると、神経にある性的興奮が上手にペニスに伝わらないため勃起しなくなるようです。
精神的ストレスは個人によって感じる度合いも異なるため、人によってはそんなことで落ち込んでいるのかと感じることもあるかもしれません。仕事で大きなミスをしてしまったり、夫婦関係などの日常生活でストレスを感じたりすることもあるでしょう。
また、セックスが上手に出来ず、そのことを相手に指摘されたことでトラウマになって勃起しなくなることもあります。このタイプですと、セックスをするたびにまた失敗したらどうしようという不安が大きなストレスとなり、症状が悪化することがあるようです。
それ以外にも、病気の治療のため薬を服用している場合も、薬の種類によっては勃起しなくなる可能性があります。主に、抗うつ薬や抗不安薬、精神薬や睡眠薬などの中枢神経に作用する薬剤や麻酔薬などの末しょう神経に作用する薬剤。そして、不整脈治療薬や血管拡張剤、高脂血症の薬などの循環器系に作用する薬剤や、消化管に作用する消化性潰瘍治療薬・抗コリン薬の薬剤を服用している人は注意が必要です。
このように、EDになる要因には様々なものがありますので、勃起しないことに悩んでいる人は必ず病院に行って診察を受けましょう。そのままにしておくことで、より症状が悪化する可能性があるかもしれません。

EDの治療方法にはどのようなものがあるのか

勃起しないことを病院に行って相談するのは、恥ずかしくてできないと考える人も多いかもしれません。ですが、医学的な見地からも病気として理解されているものですので、恥ずかしいと感じる必要は一切ありません。
EDはよく、ペニスが機能しないだけの病気だと勘違いされやすいですが、機能しない理由に動脈硬化や糖尿病・神経障害や精神的なストレスなどの大きな原因が隠れている可能性があります。つまり、正しい治療を受けることで根本劇な要因を把握して、第2の病気を発見することにもつながるという訳です。
診察はまず、問診が行われて考えられる原因や、勃起能力はどれくらいなのかを確認します。どれくらいの症状なのかを医師が判断し、飲み薬を使用した治療が開始されます。そのあと、定期的に通院して薬が正しく効果が出ているかの確認をするために、血圧や血液検査・尿検査や心電図測定などの検査が行われます。
この飲み薬で勘違いする人が多いのが、あくまでも治療薬は勃起を助けるための薬であって、決して淫乱剤や精力剤ではないということです。治療薬を服用すると性欲が高まる訳ではありませんし、絶倫になることも早漏が治ることもありません。
また、薬を服用している間は勃起したままになるのではないかと勘違いする人もいるようです。あくまでも、ペニスを無理やり勃起させるための薬ではなく、勃起を助けて維持させるお薬ですので、性的刺激が無ければ立つことはありません。あくまでも、自然に反応する状態を取り戻すためのお薬であるということを理解しておきましょう。
そして、治療薬を服用し続けることで、勃起や射精・性行為がうまくいくようになる人が多くいます。しかし、そこで治ったと自己判断をして薬をやめてはいけません。薬の量を減らしたり、やめたりするといった判断は医師が行うものです。治療途中で病院に行かなくなることで、また症状が悪化する恐れもありますので、医師の指示は絶対に従いましょう。
EDの治療方法は主に飲み薬となりますが、服用すると常に勃起するわけではありません。様々な誤解があり、治療に踏み切れない人も多くいるようですが、症状に悩んでいる人は早めに医師に相談することをおすすめします。